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Bee Heart Garden
旅 France
南仏のLife Styleから学ぶ
フランス豆知識
フランスは南( le sud de la France )のプロバンス地方 ( la Provence )では、住人たちは日常生活の中で屋外空間をうまく活用して楽しんでいます。
例えば、“テラス空間” ( la terrasse )。木陰を上手に利用して、家 ( la maison )に隣接したテラスを、まるで居間 ( la salle de sejour )のように使っていたりします。
その木陰 ( l'ombre des arbres )に使われている植物 ( la plante) は、代表的なものだとブドウの木 ( la vigne )。冬には葉を落として暖かな陽光をテラスに届けて、夏には大きな葉っぱで茂みをつくり木陰を作ってくれます。南仏に特有の太陽 ( le soleil ) の強い日差しを、その葉の茂みは防いでくれるのです。
そんな木陰の恩恵を受けて生活を楽しめるのがテラス空間。その空間には植物が大いに役立ってくれています。
楽しくてリラックスできるテラス空間は、お家ばかりではありません。街中に出れば社交場に欠かせないカフェのテラス空間があります!ここでも、樹木を上手く利用したテラス空間が見られます。代表的な樹木は、例えば、プラタナス。
どんなテラス空間やお庭 ( le jardin ) があるのか、ちょっと覗いてみましょう。
Aix-en-Provence(エクサンプロヴァンス)
エクサンプロヴァンスは、南仏に位置する古く歴史のある古都であると同時に、学生も多い町です。人口約15万人の内、学生の割合は4万5千人。
知人は、エクサンプロヴァンスは、日本で言うところの京都みたいな感じとも言っていました。フランスにある、小京都。南の玄関口ともいえるマルセイユから車で20分程度。私はこの町にある大学で2年ほど勉強しました。
この町の中心にある街路樹の並木道が圧巻!道路の両サイドに、それぞれ2層からなるプラタナスの大木が、町の中心部である目抜き通りに大きな緑陰をもたらし、人々の暮らしを活気づけています。ここのテラスに座って飲むカフェはやはり最高。ワインやビールならさらに最高度UP!
南仏に旅行する際には、ぜひとも立ち寄ってみてください!おススメですよ~♪
街路樹並木がテラス空間になっている例
真ん中に見えるのは苔むした噴水
南仏でよく見かけたのがプラタナスの並木道。日本と違って頭上に電線がないおかげで木はぐんぐん伸びてかなりの大木になっている。でも、それでお構いなし!
春夏秋冬を通してみていると、冬には役所からの作業員によって結構乱暴にぶつ切りにされるけど、翌年はまたちゃんと芽吹いてまた前年と変わりない大きな緑陰を作っていました。それはそれは見事な並木道でそれがテラス空間になっているのです。
人が昼夜問わず絶えず、お喋り好きなフランス人のライフスタイルが垣間見えて楽しいです。
また、この並木道の車道は歩車道分離されてはいるけど、並木道の風景と相まって、車・人・緑がいいあんばいに融合されている雰囲気を醸し出しています。
こういう緑との人間の付き合い方はとてもいい!
こういう空間が町の中にたくさんあるといいなと思います。